『烈火の炎』最強キャラクターランキング
『烈火の炎』は、強さの基準が単純なパワーだけでなく、炎の質、戦術、精神力、経験値、相性まで絡み合う作品です。ここでは最終決戦時点での総合戦闘力を基準に、私が考える最強順位を詳しく解説します。
第1位 紅莉栖(くりす)=炎の女神ホトヒ
圧倒的な最強です。理由はシンプルで、彼女は「この世のすべての炎を統べる存在」だからです。
木霊火の使用者すら一瞬で灰にし、森光蘭の「鳳凰」を軽くあしらい、紅麗の魔導具すべてを無効化するほどの支配力を持っています。最終的に焰陣から生まれた完全体として覚醒した後は、時間すら操る描写があり、作中で「倒せない」と明言されています。
いくら強かろうと、炎を使う限り彼女には勝てません。炎を使わなければ勝てる可能性はありますが、作中のトップクラスは全員炎使いなので、現実的に勝率ゼロです。まさに絶対神。
第2位 焰陣(えんじん)
人間の枠を超えた怪物です。
400年以上の戦闘経験、八龍の中でも最強とされる「輝龍」の力、そして「自分の炎は自分にしか効かない」というチート級の特性を持っています。紅莉栖が完全覚醒する前までは、ほぼ無敵状態でした。
森光蘭との最終決戦でも圧倒的な力を見せつけ、死に際にすら「俺は負けた気がしない」と言い放つほどの自信家。
紅莉栖が覚醒しなければ、間違いなく世界最強だったでしょう。
第3位 森光蘭(もり こうらん)
主人公最強説を体現した男です。
最終形態の「輝」の力は、八龍の力をすべて取り込み、さらには自分の命を削ってでも出力を上げるという狂気的な戦闘スタイル。焰陣とほぼ互角に渡り合い、最後には自爆同士で相打ちに持ち込みました。
純粋な炎の出力では焰陣に劣るものの、成長速度と精神力が異常。17歳にして400年生きてる化け物を追い詰めたのは素直に異常です。
第4位 紅麗(くれい)
作中最強の「術者」です。
炎そのものの強さでは光蘭や焰陣に劣りますが、魔導具の使いこなしと戦術眼が異次元。単純な戦闘力だけでなく、「どうやって勝つか」を考えるのが抜群に上手い。
特に最終決戦での「紫禁の炎」を使った作戦は、焰陣すら油断するほど完成度が高かったです。炎の出力が足りない分を完全に頭で補っているタイプ。
第5位 柳禅(りゅうぜん)
地味にヤバいおじいちゃん。
八龍の一人であり、「龍虎」の使い手。焰陣が「俺以外で最強クラス」と認める数少ない人物です。
老体ながら光蘭を軽く圧倒し、紅麗の炎すら一蹴する描写があります。もし全盛期だったら、もっと上に来てもおかしくありません。
第6位 海条院燐(かいじょういん りん)
終盤の急成長が異常です。
「黒炎」の使い手で、最初はただのライバル枠でしたが、最終的に八龍級の力を手に入れます。特に光蘭との共闘では、完全に同格の扱い。
精神的な成長も含めて、ポテンシャルはトップクラスに入るでしょう。
第7位 ジョーカー
単純な強さではここまで来ますが、総合力は高いです。
「夜明けの炎」という特殊な炎を使い、精神操作や幻術も得意。光蘭を何度も追い詰めた実績は伊達じゃありません。
ただし正面戦闘では光蘭や紅麗に負けることが多く、順位はこのあたり。
第8位 影崎(かげざき)
地味に強いサイコパス。
「腐蝕の炎」で相手の炎を腐らせてしまう能力は、相性次第で上位も倒せます。実際、紅麗をかなり苦しめました。
ただ総合力ではさすがに届かず。
第9位 木霊火(こだまび)の使い手たち(ミシェル、ネオンなど)
単体の強さはそこそこですが、木霊火自体がチートすぎる。
相手の炎をコピーして返すという能力は、理論上最強クラスとも戦える可能性があります。特にミシェルは光蘭を追い詰めるほどでした。
第10位 石島土門
漢の中の漢。
純粋な炎の強さではトップクラスに入りますが、戦術が単調すぎるのが欠点。光蘭に何度もやられてる時点で、このあたりが限界でしょう。
このランキングはあくまで最終時点での総合力です。
成長前なら光蘭は10位圏外ですし、紅麗ももっと下。逆に全盛期の柳禅や、完全体の海条院燐ならもっと上に来る可能性もあります。
『烈火の炎』は「その時点での強さ」が激しく変動する作品だからこそ、ランキングを作っていて本当に楽しいですね。
