ミッション:インポッシブル シリーズ最強ランキング(2025年11月時点)
ミッション:インポッシブル(M:I)シリーズは1996年から続くトム・クルーズ主演の超絶アクション映画の金字塔。現在までに8作品が公開されており(最新は2025年5月公開の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』)、どれも興行収入・評価ともに高い水準を保っています。
今回は「総合的な面白さ・アクションの革新性・ストーリーの完成度・再見価値」を基準に、私的ではありますがガチで順位付けしてみました。ネタバレは極力避けつつ、各作品の強みを詳しく解説します!
1位:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023)
現時点でのシリーズ最高傑作(多くのファンも同意見)。
理由:
- アクションのスケールが完全に別次元。バイクで崖からダイブ→即パラシュート降下(実撮)は映画史に残る神シーン。
- AI「エンティティ」という敵が現代的で怖い。スパイ映画から「人類の未来をかけた戦い」に完全にシフト。
- シリーズ過去最高の悪役グレース(ヘイリー・アトウェル)の魅力が爆発。イーサンとの掛け合いが最高に面白い。
- 約2時間43分の長尺なのにダレない。むしろ「PART TWOまだ?」となる中毒性。
- 音楽も進化。ロルフ・ケントの新テーマがカッコよすぎる。
正直、これを超えるアクション映画はもう当分出ないと思います。
2位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)
多くの人が「シリーズ最高」と推していた前王者。
理由:
- アクションの完成度が異常。ヘリコプター追跡戦→崖っぷち格闘は完璧。
- トム・クルーズが本当にヘロを飛ばし、本当に高層ビルを登り、本当に骨折しながら撮影(HALOジャンプも実撮)。
- ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の裏切り展開が秀逸。あの「腕リロード」シーンは伝説。
- シリーズを通してのキャラ回収が美しい(ジュリアの再登場など)。
- クリストファー・マッカリー監督の黄金期その1。
デッドレコニングが出るまでは圧倒的1位でした。今でも僅差の2位。
3位:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)
ここからマッカリー監督体制が始まり、シリーズが覚醒。
理由:
- レベッカ・ファーガソンのイルサ・フォースト登場で女性キャラの格が一気に上がった。
- 水中で6分間息を止めるシーン(これも実撮)は緊張感の極み。
- バイクチェイスが爽快すぎる。モロッコの道をノースタントで爆走。
- オペラハウスでの暗殺阻止シーンは映画史に残る名シーン。
- シリーズで初めて「IMF解体」という危機を描き、緊張感が増した。
ここから「毎回前作超え」を本気でやり始めた転換点。
4位:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
ブラッド・バード(インクレディブル監督)参戦でアニメ的アクションの極致。
理由:
- ブルジュ・ハリファ登攀シーン……これが全て。世界一高いビルを本当に登った狂気。
- 砂嵐の中のチェイス、駐車場での格闘、ムンバイのプリンター作戦など名シーン連発。
- ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットンが最高のチーム。
- IMFが完全に否定される展開が新鮮だった。
- シリーズで初めて「トム・クルーズが本当に死にそう」という恐怖を味わった作品。
これを見て「もう人間業じゃない」と本気で思った人は多いはず。
5位:ミッション:インポッシブル(1996)
オリジナル。全ての始まり。
理由:
- ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンス演出が完璧。CIA本部侵入シーンは今見ても緊張MAX。
- 「ラビットフット」以前に「ノックリスト」がどれだけヤバいか分かる名作。
- ジョン・ヴォイト、ジャン・レノ、エマニュエル・ベアールなど豪華悪役。
- TGVのヘリコプターシーンは当時としては革命的。
- テーマ曲の使い方が完璧にカッコいい。
古さは否めないけど、今見ても充分に面白い。シリーズのDNAが全て詰まってる。
6位:ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025)
最新作(2025年11月時点で公開から半年)
理由:
- デッドレコニングの完結編として期待されすぎた反動あり。
- 潜水艦内部のアクションは凄いけど、「また水中か…」感は否めない。
- エンティティとの決着は壮大だけど、やや説明過多に感じた人も。
- ポム・クレメンティエフの新キャラが最高に魅力的!
- シリーズ完結(?)として感動的ではあった。
現時点では6位ですが、時間が経つと評価が上がるタイプの作品かも。
7位:ミッション:インポッシブル III(2006)
J.J.エイブラムス参戦。最も人間ドラマ寄りの作品。
理由:
- フィリップ・シーモア・ホフマンのオーウェン・デイヴィアンがシリーズ最恐の敵。
- イーサンが普通に結婚してる設定が新鮮(ジュリア可愛い)。
- ヴァチカン潜入作戦はシリーズ屈指の完成度。
- アクションは控えめだけど、緊張感は抜群。
ただスケール感では後発作品に負ける。
8位:ミッション:インポッシブル 2(2000)
ジョン・ウー監督作。最も異端。
理由:
- ド派手なスローモーションとハトが飛びまくるジョン・ウー節全開。
- クライマックスのバイク剣劇+素手格闘はぶっ飛んでて最高に面白い。
- タンディ・ニュートンの美しさが異常。
- Limp Bizkitのテーマ曲が2000年そのもの。
面白さは抜群にあるけど、シリーズとしては浮いてる感は否めない。
でも好きな人は死ぬほど好き。
総評(2025年11月時点)
- デッドレコニング PART ONE
- フォールアウト
- ローグ・ネイション
- ゴースト・プロトコル
- 1作目
- ファイナル・レコニング
- 3
- 2
2010年以降の作品が強すぎて、初期3作がやや埋もれがちですが、どれも名作です。特に1位〜4位は「映画史に残るアクション映画」として完全に別格。
次回作があるなら(トムが70歳になってもやる気満々らしい)またランキングがひっくり返るかもしれませんね。
