【2006年全23話SFアニメ】
『Ergo Proxy』ガチ最強ランキング TOP9
~ロモドで一番ヤバい存在は誰だ~
2006年放送、村井さだゆき×manglobeが生んだ超硬派SFの金字塔。
人類が滅びかけた未来、ドーム都市ロモドで「理由なき殺人」を追うリル・メイヤーと、彼女に追われる「理由なき存在」ヴィンセント・ロウ。
戦闘描写は少ないが、存在そのものが世界を歪める「強さ」がヤバすぎるため、2025年現在でも「最強議論が終わらないアニメ」として語り継がれている。
今回は全23話+設定資料集+監督インタビューを総動員して、純粋な「世界への影響力=強さ」でランキング化。
ネタバレ全開なので未視聴者は絶対にまず全話観てから読んでください。
第9位:ドゥダルフ・フョードロフ(声:磯部勉)
強さ:ロモド最強の戦闘オートレイヴ
第2話で単騎でヴィンセント+ピノを圧倒した肉体。
でも所詮は「道具」。本気を出した上位勢の前では一瞬でバラバラにされる。
第8位:カズキス・プロクシア(声:東地宏樹)
強さ:ヴィンセントの「分身」であり「鏡」
肉体能力はほぼヴィンセントと同等。
精神攻撃が得意で、ヴィンセントを何度も追い詰めた。
「俺はお前だ」と言われた瞬間の絶望感は異常。
第7位:ラウル・クリード(声:東地宏樹)
強さ:人間でありながらドームを崩壊させた執念
オートレイヴを掌握し、リルを追放し、ロモドを事実上滅ぼした。
最後は自分の手で全てを壊した「人間の業」の象徴。
物理的には弱いが、結果を出した影響力で7位。
第6位:ドン・ドノヴァン(声:チョー)
強さ:プロクシア計画の真実を知る「管理者」
世界の設計図を握り、プロクシアを動かしていた張本人。
戦闘力ゼロだが、情報操作だけでヴィンセントたちを翻弄。
「全ては予定通り」と言って死んだ時の不気味さは最強クラス。
第5位:ピノ(声:斉藤桃子)
強さ:コギトウイルスに感染した「魂を持つオートレイヴ」
物理的には最弱なのに、存在そのものが世界のルールを破壊。
最終話で「私は私」と宣言した瞬間、プロクシア計画が完全に崩れた。
小さくて可愛いのに、結果的に世界を変えた最強の「異物」。
第4位:リル・メイヤー(声:田中理恵)
強さ:完璧な人工生命体であり「ロモドの神」
ドームの支配者として設計された存在。
第21話でヴィンセント(=エルゴ・プロクシア)と対峙した時の圧倒的威圧感。
「私は完璧だから孤独だ」と泣いた瞬間、初めて「人間」になった。
田中理恵の冷たい声から感情が滲み出る演技は神レベル。
第3位:モナド・プロクシア(オリジナル)
強さ:人類を滅ぼし、世界を作り直した「神」
太陽が死にゆく地球で、人類を「管理」するために生み出した存在。
全てのプロクシアの原型であり、ヴィンセント・リル・ラウルは全員その「欠片」。
直接戦闘描写はないが、存在そのものが因果律を支配。
第2位:エルゴ・プロクシア(=ヴィンセント・ロウ/Ergo Proxy)
強さ:モナドの「影」であり「復讐者」
覚醒後の黒い翼+単機で戦艦を一撃で沈める出力。
第22話でリルと対峙した時の「俺はもうお前を必要としない」という言葉で、世界のルールが完全に崩壊。
遊佐浩二の低音で「覚醒」した瞬間、視聴者の脳が震えた。
第1位:太陽の死そのもの
本作の真の最強は誰でもない。
- プロクシアは太陽が死ぬから生まれた
- ヴィンセントは太陽の死への復讐として作られた
- リルは太陽の死を忘れるために作られた
- 最終話で太陽が完全に死に、全てが無意味になった
最後に勝ったのは「誰も抗えない自然の摂理」だった。
23話かけて「最強とは無意味な抵抗を続けることだ」と証明した瞬間、画面が真っ暗になった。
総括:2006年にして「最強議論」を終わらせた作品
戦闘力ランキングを作ったけど、結局この作品で一番強いのは「答えのない絶望」だった。
2025年現在でもブルーレイは高額取引され、海外ではカルト的人気を誇る。
一度観たら一生忘れられない、ガチでヤバいアニメです。
あなたが思うこの作品の本当の最強はなんですか?
(俺は最後まで「太陽」に勝てるものはないと思う)
