『亡念のザムド』最強キャラランキング TOP10
（2008年アニメ版基準・2025年時点までの描写を総合評価・ネタバレ全開）
※基準：純粋な戦闘力（ザムド化時の身体能力・特殊能力・技術・破壊力・一騎打ちでの勝率）を総合評価
※全26話の描写をすべて考慮。ヒルコ（魂のような存在）を宿したザムド化能力を重視。人間時の戦闘力も加味
※ザムドは暴走リスクが高いが、完全体時のパワーが異常。ヒトガタ（人型兵器）や軍事力も含む
※作者BONESのSFアクション要素が強いので、精神的な耐久力も強さに影響
1位 ヒルケン皇帝（Hiruken Emperor / ヒルケンザムド）
- 理由：作中最強の敵役。偽ヒルコで作られた存在で、世界を闇で包み込む巨大ザムド化。
- 能力：三つ目の人型形態で、黒い雨を降らせ周囲を石化誘発。闇の力で相手の心を侵食し、浄化されない限り不死身級の耐久力。
- 戦闘描写：最終盤の胎動窟でアキユキと死闘。黒い雨でアキユキの羽根を腐食させ、圧倒的なスケールで世界を脅かす。国営放送を乗っ取り支配力を発揮。
- 強さ：世界規模の破壊力で、単独で国を滅ぼすレベル。アキユキの完全体と互角の激闘を繰り広げ、心の対話でようやく浄化される。
- 弱点：名前を捧げられる精神攻撃に脆い。それ以外は無敵。
- 結論：Big Badの頂点。誰も単独で倒せない。
2位 竹原アキユキ（Akiyuki Takehara / アキユキザムド）
- 理由：主人公のザムド化形態。右腕にヒルコを宿し、成長過程で最強クラスに進化。
- 能力：白い巨人体躯で、腕をブレードや盾に変形。完全体では四枚羽根で高速飛行、羽根を武器に切り裂き、光線兵器使用。面隠し状態では暴走リスク高いが、自我を保てば精密制御可能。
- 戦闘描写：初期はヒトガタを本能で撃退。第14話で最強モード発動し、フルイチザムドを圧倒。詰腹峠で雷魚と連携、胎動窟でヒルケンと最終決戦。ミドリザムドを解体救出。
- 強さ：ヒルケンを倒した実績で2位。耐久力が異常で、闇の雨を防ぎながら反撃。
- 弱点：面隠し時の記憶喪失と石化リスク。ナキアミの助けが必要。
- 潜在力：心の闇を乗り越え、作中最高の成長曲線。
3位 ナキアミ（Nakiami）
- 理由：タマヨビ（ヒルコの声を聞く者）で、巨大ザムド化可能。ザムドの調教・救済の達人。
- 能力：抜血針でヒルコを封じ、禊ぎの儀で秘密解明。ビートカヤックで飛行し、巨大ザムド形態で聖地破壊級の力。念動力に近い制御力。
- 戦闘描写：アキユキを救出・調教。ミドリザムド体内に進入し救出、胎動窟でヒルケン浄化に貢献。巨大化で暴走ザムドを鎮める。
- 強さ：博愛主義だが、戦闘時は冷静。単独でザムド複数鎮圧可能。ヒルケン戦でアキユキを導く。
- 弱点：非殺傷主義で本気の殺傷力が低い。
- 結論：精神・技術の総合最強。ザムド専門家として上位。
4位 西村ミドリ（Midori Nishimura / ミドリザムド）
- 理由：ヒルコ植え付けで巨大タマゴ型ザムド化。決戦兵器として設計された破壊力。
- 能力：表面の目から光線発射、触手で相手を絡め取り込み。内部に空間を持ち、ハルを飲み込む耐久力。
- 戦闘描写：ザムド化後暴走し、聖地を破壊。胎動窟でハルを取り込み、アキユキに挑むが解体される。
- 強さ：スケールが巨大で、光線・触手で広範囲攻撃。ナキアミの母再会で解放されるが、暴走時は脅威。
- 弱点：制御不能で自我なし。内部進入に脆い。
5位 クジレイカ（Kujireika / クジレイカザムド）
- 理由：ザムド化で念動力特化。緑の蝶型形態が特徴。
- 能力：念動力で浮遊・攻撃、腕を刃に変形。人型本体にミニスカート風の装甲。
- 戦闘描写：戦場でヒルケンに介入するが敗北。アキユキを救出する支援役。
- 強さ：アキユキと同等クラスだが、ヒルケンに負ける。アキユキ級の潜在力。
- 弱点：耐久力が低めで一撃で墜落。
6位 雷魚（Raigyo Tsunomata / 雷魚ザムド）
- 理由：左肩ヒルコでザムド化。水中戦特化のベテラン戦士。
- 能力：金魚状形態で水中高速泳ぎ、水刃で敵を切断。写魂機（カメラ）で記録しながら戦う超人的耐久。
- 戦闘描写：詰腹峠でアキユキ救出、水刃でヒトガタ切断。金剛塔で犠牲的に皇帝打倒に貢献。
- 強さ：完全体で高速戦闘可能。ザムド化の苦しみを克服した経験値が高い。
- 弱点：陸上ではパワーダウン。最終的に石化。
7位 寺岡フルイチ（Furuichi Teraoka / フルイチザムド）
- 理由：右腿ヒルコでザムド化。暴走型だが軍事経験豊富。
- 能力：黒いボディ、四つ足形態で炎のような頭。ハルを飲み込むほどの力。
- 戦闘描写：慰霊碑前で暴走、アキユキと交戦し敗北。人間時、心武道でハルに負ける。
- 強さ：暴走時なら上位だが、制御不能で自滅。ナキアミで解放後自殺。
- 弱点：精神的に脆く、嫉妬で暴走。
8位 西村ハル（Haru Nishimura）
- 理由：人間最強クラス。心武道の使い手で、軍事訓練済み。
- 能力：タマヨビでザムドの声聞く。ASPスーツで身体強化、銃器・格闘術。
- 戦闘描写：軍でフルイチと対決勝ち。脱走後ビートカヤックで旅、ミドリ体内で生存。
- 強さ：ザムドなしでフルイチに勝つ実力。最終回は平和の講師。
- 弱点：人間なので耐久限界あり。
9位 紅皮伊舟（Ishuu Benikawa）
- 理由：ザンバニ号の船長。ベテラン戦士で、ザムド関連の知識豊富。
- 能力：格闘・銃器の達人。ヒルコの扱いに慣れ、船上戦で活躍。
- 戦闘描写：ヒトガタ襲撃から守り、アキユキを教育。詰腹峠で支援。
- 強さ：経験値で中堅。ザムド級ではないが、生存能力高い。
10位 竹原リュウゾウ（Ryuzo Takehara）
- 理由：アキユキの父。医師だが戦闘経験あり。
- 能力：ヒルコ研究者でワクチン開発。サーベル決闘可能。
- 戦闘描写：バラドール戦役参加、垣巣と決闘で目抉られ負傷。ミドリ救出で潜入。
- 強さ：知略型だが、身体能力は普通。ランキング埋め要員。
最終総合ランキング（2025年時点）
- ヒルケン皇帝（世界規模の最強）
- 竹原アキユキ（成長型主人公最強）
- ナキアミ（制御・救済の達人）
- 西村ミドリ（巨大破壊力）
- クジレイカ（念動力特化）
- 雷魚（水中戦の怪物）
- 寺岡フルイチ（暴走型）
- 西村ハル（人間最強）
- 紅皮伊舟（ベテラン）
- 竹原リュウゾウ（知略戦士）
現時点での結論：
ザムド化の有無が強さを分けるが、ヒルケン皇帝のスケールが抜きん出ている。アキユキの最終形態がヒルケンを倒したのが最大の見所。
BONESらしいカオスな世界観で、強さ議論は精神面も絡むけど、戦闘描写だけ見てもこの順位。最高の隠れ名作アニメですね！
