もののけ姫 最強キャラクターランキング TOP10

スタジオジブリの名作『もののけ姫』（1997年公開、宮崎駿監督）は、人間と自然の対立を壮大に描いた作品です。森の神々、獣たち、そして人間たちが繰り広げる戦いの中で、各キャラクターの「強さ」は単なる戦闘力だけでなく、神通力、耐久力、精神力、影響力、知略なども含めて多角的に評価できます。

この記事では、劇中の描写や能力を厳密に分析し、独自の視点で最強ランキングTOP10を作成しました。神々は圧倒的な力を持ちますが、人間側も呪いや武器、意志の強さで対抗します。
※重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください！

10位: ジコ坊

謎めいた僧侶で、師匠連のリーダー。直接的な戦闘力はほとんどないものの、策略家としての能力が抜群。タタラ場を裏から操り、石火矢衆を動かし、シシ神の首を狙う計画を進める狡猾さは脅威。銃器の扱いにも慣れており、単なる僧侶ではない危険人物。精神的なタフさと情報操作能力でランクイン。

9位: エボシ御前

タタラ場の女主人。戦闘力自体は人間の範疇だが、石火矢（銃）の開発・運用で森の神々に対抗する軍事力を築き上げた指導者としての強さが際立つ。冷静な判断力、部下からの絶対的な信頼、恐れを知らない精神力は圧倒的。猪神たちを一時的に退けた戦果は、人間側の「強さ」の象徴。

8位: ヒイ様

山犬族の老女神。数百年の歳月を生き、予知能力や神通力を持つ。直接戦うシーンは少ないが、森全体を見守る知恵と影響力は大きい。アシタカの呪いを一目で見抜き、サンを育て上げた存在。肉体的な強さより、精神・霊的な強さが評価ポイント。

7位: タタリ神

人間の憎悪と傷が具現化した怪物。触れたものを瞬時に腐食・死滅させる呪いの力は、劇中でも最恐クラスの破壊力。乙事主や大猪軍団を一瞬で全滅させ、アシタカすら苦戦させた。弱点（首の虫）を突かれなければほぼ無敵だったため、瞬間風速的な強さでこの順位。

6位: 乙事主（おっことぬし）

巨大な猪神で、猪一族の長。盲目ながらも圧倒的な巨体と経験に裏打ちされた戦闘力を持つ。森の守護者として人間に宣戦布告し、タタラ場襲撃を指揮。タタリ神化する前の純粋な力だけでも、アシタカの矢を弾き、銃弾を多数浴びても突進を止めた耐久力は神クラス。

5位: モロの君

山犬族の女神。300歳を超える巨体と鋭い牙、驚異的なスピードを併せ持つ。猪神たちを見下すほどの自信と実力があり、エボシの銃弾を食らっても戦い続ける頑強さ。サンを我が子として育てた母性と、森を守る不屈の意志も強さの源。猪神軍団を軽くあしらう描写から、神々の中でも上位。

4位: アシタカ

人間でありながら、呪いによって超人的な力を得た主人公。弓の腕は神業レベルで、矢を放てば百発百中、首を飛ばすほどの威力。馬（ヤックル）との連携も完璧で、猪神や石火矢衆を圧倒。呪いの代償で命を削るものの、精神力・判断力・身体能力の全てが頂点に近い。人間最強は間違いなし。

3位: サン（もののけ姫）

山犬に育てられた人間の少女。野生の本能と敏捷性、ナイフや槍の扱いが超一流。アシタカと互角に渡り合い、猪神の背中に飛び乗り操るほどの身体能力。精神的な強靭さは誰よりも強く、森への忠誠心と戦闘センスで神々に匹敵。人間の身体でここまで強いのは異常。

2位: ディダラボッチ（夜のシシ神）

夜の形態のシシ神。巨大な透明な体で歩くだけで花を咲かせ、触れたものを生命として蘇らせる創造の力を持つ。銃弾をものともせず、首を失っても森全体を探し歩く不死性。生命と死を司る存在として、破壊を超えた「絶対的な力」を有する。劇中最強のビジュアルインパクト。

1位: シシ神（昼の形態含む）

堂々の1位はシシ神。昼は穏やかな鹿のような姿だが、生命を生み出し、死を与える森の主。首を失うとディダラボッチとなり、黒い液体で全てを死滅させる究極の力を持つ。人間も神も一瞬で滅ぼす可能性を秘め、不死に近い存在。劇中、どんな攻撃も通用せず、最後は自らの意志で森を再生させた。圧倒的すぎて比較の対象外。まさに最強。

まとめ

『もののけ姫』の強さは「力」だけではなく、生き方や信念も含まれるからこそ奥深いですよね。シシ神のような超越的存在が頂点に君臨する一方で、アシタカやサンの人間らしい強さも心を打ちます。

あなたは誰が最強だと思いますか？ コメントでぜひ意見を聞かせてください！

（このランキングは筆者の主観です。劇中の描写を基にしていますが、解釈の違いがあるかもしれません。）