『メディア王〜華麗なる一族〜(Succession)』最強キャラクターランキング(純粋なパワー&影響力ベース・シーズン4終了時点)

『メディア王〜華麗なる一族〜(Succession)』
最強キャラクターランキング(純粋なパワー&影響力ベース・シーズン4終了時点)

このランキングは「誰が一番ロイファミリーとWaystar Roycoを支配しているか」「誰が一番自分の意志を通せるか」という観点で作っています。
単純な「好き嫌い」や「道徳的善悪」は一切無視。純粋な権力・知略・生存能力・金・コネの総量で順位付けしました。

第1位 Logan Roy(ローガン・ロイ)

死んでもなお最強。
シーズン4第3話で死んだ後も、彼の遺言(Kendallを後継者にしたいというあの紙)が最終話まで効力を発揮し続け、子供たちは最後まで「父の影」から逃れられなかった。
生前は言わずもがな。
・一言で子供たちを黙らせる
・マスコミを動かす
・大統領選に介入
・数十億ドルの企業を握り潰す
死後も墓の下から家族を操り続けているという点で、歴代ドラマでも稀に見る「死してなお覇権を維持する怪物」。
死んだ瞬間から「最強決定戦は終了した」とすら言える。

第2位 Kendall Roy(ケンダル・ロイ)

シーズン4最終話時点で、実質的なNo.2。
父親の死後、明確に「俺が継ぐ」と動き、シーズン4中盤まではほぼCEO確定コースだった。
強み:
・メディアでのカリスマ性(記者会見での「I am the eldest boy」演説は伝説)
・投資家からの信頼(Lukas Matssonとの交渉力)
・最後まで「自分こそが正統な後継者」という信念を捨てなかった精神力
弱点:
・薬物・メンタル・自己破壊衝動
最終話でShivに裏切られCEOの座を奪われるが、それでも「殺すか殺されるか」の場面でShivとRomanを完全に圧倒していた。
あと5分会議が長ければケンダルが勝っていた。まじで紙一重。

第3位 Lukas Matsson(ルーカス・マットソン)

外部から来た「北欧の怪物」。
シーズン4でWaystar買収を仕掛け、最終的に勝利した実質的新オーナー。
強み:
・1100億ドルの個人資産(Waystarの時価総額を軽く超える)
・技術力・未来志向(GoJoは明らかに次の時代の勝ち組)
・予測不能な狂気(血を送るとかいう狂った交渉術)
・ケンダルもShivも完全に手のひらで転がした
弱点はほぼない。唯一の弱点は「アメリカの政治的コネが薄い」ことだが、それを補うためにWaystarごと買ったので、もう弱点じゃない。
ロイ家の外から来たのに、ロイ家全員を完封。恐ろしい男。

第4位 Shiv Roy(シボーン・ロイ)

「最後の最後で勝った女」。
シーズン4最終話で、兄たちを裏切ってMatsson側に寝返り、結果的にWaystarの売却を通した。
これにより:
・ケンダルのCEO就任を阻止
・Tomを新CEOに据える(実質自分の夫をトップに)
・自分は「アメリカCEO」という名誉職+実質的影響力を確保
政治的嗅覚と冷酷さは3兄妹で一番。
「感情に流されるケンダル」「トラウマで崩壊するRoman」と違い、Shivは常に「自分が一番得する選択」を冷静に選べる。
最終話の投票シーンは、まさに彼女の勝利だった。

第5位 Tom Wambsgans(トム・ワムズガンズ)

「ミネソタの田舎者」からアメリカ最大級メディア企業のCEOへ。
シーズン4最終話でMatssonから「君がCEOでいいよ」と指名され、文字通り頂点に立った。
強み:
・忠誠心の切り替えが異常に早い(Logan→Matssonへ即座に鞍替え)
・Shivとの夫婦関係を最大限に利用
・外見は温厚そうに見えて実は超したたか
シーズン1の「nerds」発言から始まった男が、最終的に全員を出し抜いてCEOの椅子を手に入れた。
まさに「Succession」のタイトルを体現した勝者。

第6位 Roman Roy(ローマン・ロイ)

天才的な悪口とタイミングの良さを持つが、精神が脆すぎる。
シーズン3の「Dick pic事件」、シーズン4の父親の葬式での崩壊など、決定的な場面で毎回自爆。
でも能力自体はめちゃくちゃ高い。
・Gerriを使った汚い交渉術
・マスコミ対応の天才的なセンス
・「Pre-grieving」スピーチとかいう神がかったアドリブ
精神がもう少し強ければトップ3間違いなしだった。

第7位 Gerri Kellman(ジェリ・ケルマン)

「静かなる殺し屋」。
法的知識と冷静さで、常に生き残る。
Romanのセクハラを逆手に取って自分のポジションを守り続け、シーズン4でも最後まで幹部に残留。
直接的な権力は少ないが、「殺されない」「切られない」という意味で最強クラスの生存能力。

第8位 Stewy Hosseini(スチュイ・ホセイニ)

ケンダルの盟友でありながら、常に自分の利益を最優先。
Sandiと組んで私募ファンドでWaystar株を握り、常に交渉のテーブルに座り続ける。
最後まで損をしない。まさに「賢い金持ち」。

第9位 Frank Vernon(フランク・バーノン)

古株重役。Logan時代から生き残り続け、Kendall政変でもRoman政権でも切られなかった。
「空気を読んで忠誠心を切り替える技術」が神レベル。

第10位 Karl Muller(カール・ミューラー)

財務担当。毒舌だが仕事は完璧。
いつも「これはクソみたいな案だ」と言いつつ、最後まで生き残る。

殿堂入り(すでに死んだが影響力がバグっている)

・Mo(モー) – Loganの弟。死んだのに葬式で存在感を出し続ける
・Marcia(マーシャ) – Loganの妻。シーズン4ではほぼ出てないのに、遺産分配でまだ影響力を保持

総評

最終的に「勝った」のは

  1. Matsson(会社を手に入れた)
  2. Tom(CEOになった)
  3. Shiv(夫をCEOに据え、実質的影響力を保持)

ロイ家の血統は全員負けた。
まさに「Succession(継承)」は起こらなかった。
Loganが望んだ「血統による王朝」は完全に崩壊し、金と計算と裏切りだけが残った。
これぞSuccession。

あなたはこのランキング、どう思いますか?
「いやRomanがもっと上だろ!」とか「Connorはどこだ!」とか、異論大歓迎です(Connorは圏外です)。

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