とある魔術の禁書目録最強キャラクターランキング

『とある魔術の禁書目録』シリーズは、科学サイドの超能力者と魔術サイドの魔術師が絡み合う壮大な物語で、登場人物の強さが度重なるインフレにより議論を呼ぶ作品です。特に新約以降、魔神と呼ばれる神格レベルの存在が登場し、強さのスケールが宇宙規模や位相レベルにまで拡大しています。ここでは、原作小説の最新状況（創約・幻創を含む）を基に、私的な視点で最強ランキングをトップ10としてまとめます。強さの基準は純粋な戦闘力、能力の汎用性、耐久力、破壊規模などを総合的に考慮しています。ネタバレを避けつつ、能力の概要を説明します。

1位: 完全体魔神（オティヌス、僧正、ネフテュス、娘々など同率）

魔神は人間が魔術を極め、神の領域に到達した存在です。完全体の状態では、世界の位相を自在に改変し、無限の可能性を操る能力を持ちます。現実世界を壊すことなく行動できないほどの無限の力を有し、惑星破壊や時間操作、運命改変などが可能。作中では「世界を一瞬で作り替えられる」レベルで、他のキャラクターが束になっても対抗できない圧倒的な強さを示しています。ただし、現実世界では自ら力を制限している場合が多いです。

2位: アンナ＝キングスフォード

超越者と呼ばれる存在の一人で、魔神級をさらに上回る力を持っています。感情や概念を操作し、他者の能力や体質をコピー・適用するなど、極めて柔軟で強力な魔術を展開。魔神複数柱を相手に優位を取る描写があり、シリーズ後半で最上位クラスの脅威として描かれています。

3位: アリス＝アナザーバイブル

特殊な「ライブアドベンチャー」能力で、現実を物語のように改変します。魔神の位相操作を凌駕するほどの奇抜で予測不能な力を持ち、創約シリーズで具体的な強さが明らかになり、上位魔神を脅かす存在に。無邪気な性格とは裏腹に、破壊規模が無制限に近いです。

4位: コロンゾン

悪魔として召喚された存在で、魔神に匹敵する破壊力と魔術知識を持ちます。位相を越えた攻撃や、相手の存在を腐食させるような能力が特徴。アレイスターとの関連が深く、シリーズの黒幕級の強敵として君臨します。

5位: エイワス

アレイスターが召喚した聖守護天使で、純粋な魔術的エネルギー体。魔神級の力を発揮し、位相外からの干渉が可能。作中ではほとんど介入しないものの、潜在能力は魔神を上回るとされる謎多き存在です。

6位: アレイスター＝クロウリー

人類最強クラスの魔術師で、魔神を弱体化させる術式を開発した人物。ブラスティングロッドなどの増幅魔術で、惑星規模の攻撃を可能にします。計画性と知識の深さが強さの源で、単純な力だけでなく戦略面でもトップクラス。

7位: 一方通行（アクセラレータ）

科学サイド最強のレベル5超能力者。ベクトルを自在に操作し、攻撃を反射・増幅します。覚醒後は翼を生やし、未知の領域に到達。魔術サイドの強者とも渡り合い、シリーズ全体で見ても上位に食い込む耐久力と汎用性を持っています。

8位: 右方のフィアンマ

神の右席の一人で、聖なる右腕による救世能力を持ちます。相手の攻撃を無効化し、世界を救済するほどの奇跡を起こす。魔神登場前は最強候補でしたが、現在は上位互換が存在するものの、依然として強力です。

9位: 上条当麻（幻想殺し＋特殊形態時）

主人公の右腕「幻想殺し」は超常現象を無効化します。通常時は人間レベルですが、隠された力（ドラゴンなど）が発動すると魔神級の脅威を一時的に撃破可能。純粋なスペックではなく、相性次第で上位を倒す「ジョーカー」的な存在です。

10位: 垣根帝督

レベル5第2位で、生まれていないものを生み出す「未元物質」を操ります。翼による飛行と強力な攻撃で、科学サイドではアクセラレータに次ぐ実力者。魔術との相性も良く、総合戦闘力が高いです。

このランキングは主観的で、状況や相性によって変動します。シリーズの魅力は、科学と魔術の対立だけでなく、強さがインフレし続ける中で主人公たちが知恵と絆で挑む点にあります。旧約までは一方通行やフィアンマが頂点でしたが、新約・創約で魔神や超越者が加わり、次元が違う強さが登場しました。原作を追うと、さらに議論が深まる作品です。あなたのお気に入りの最強キャラは誰でしょうか？